株 税金
- 相続税とは
そのため、預金残高、株式などの金融財産や土地建物などの不動産資産、車や家具などの動産、著作権や特許権などの権利等の資産だけでなく、債務などの債務を承継することになります。 ■相続税とは 相続税とは、相続した財産が基礎控除額を超える場合にその超えた額に対して課税される税金のことをさします 。 相続税の基礎控除額は3...
- 相続税の無申告について
上記申告期間内に相続税の申告をしなかった場合に追加で課される税金のことをさします。 無申告課税の税率は最大で20%にもなりますから、無申告となってしまわないように注意する必要があります。 仮に期限を過ぎてしまった場合でも税務調査の事前通知の前に自主的に申告をした場合には、無申告課税の税率は5%になりますから、申告...
- 相続税の修正申告
税務調査が行われた後には、 税務調査が行われる前よりも多く税金を支払わなければならなくなる可能性があるので注意しましょう。 ■相続税の修正申告の際に課されるペナルティー 相続税の修正申告をした際には、 延滞税や過少申告加算税が課されることになりますから注意が必要です。 また、隠蔽など故意に申告をしなかったと認めら...
- 相続した不動産売却
・相続した不動産を売却する際にかかる税金 相続した不動産を売却する際には印紙税と譲渡所得課税の2種類の税金がかかることになります。 印紙税に関しては、数万円程度から最大で60万円の課税がありますが、個人間での相続の場合は基本的に数万円程の課税であることが多いです。 不動産の売却益に対して課税される譲渡所得課税は、...
- 事業承継に関する基礎知識
自社株式の承継方法から贈与税をはじめとした相続対策と、手続き方法から具体的な税務知識が問われます。 そもそも、事業承継には3つの種類があります。親族内承継・親族外承継・M&Aの3種類です。 かつての日本では、創業者オーナーの息子や娘が会社を引き継ぐ親族内承継が一般的な事業承継の方法でした。しかし、昨今の景気状況を...
- 経営承継円滑化法
この法律の対象となる中小企業は、贈与株式等を遺留分算定基礎財産から除外できたり、中小企業信用保険法の特例を受けられたり、非上場株式等の相続税・贈与税納税猶予制度を活用することができます。 ただし、この法律における中小企業は、製造業・卸売業・小売業・サービス業といった業種によって定義が変わりますので、注意が必要です...
- 事業承継税制
事業承継税制とは、後継者が株式などを先代経営者から贈与・相続によって取得した際、発生する贈与税・相続税の納付が猶予させる制度となります。ただし、この制度を利用するためには、経営承継円滑化法による都道府県知事の認定が必要になります。 この制度が出来た背景には、事業承継の際に問題となる高額な税金の問題があります。実際...
- 組織再編成・グループ法人税制
親族内承継という形で事業承継を行う場合、問題となるのが株式譲渡の方法です。銀行などの民間金融機関が事業承継の相談に乗っていると、一般的には子供に新たな会社を設立させて銀行が融資をし、融資された資金を元手に親の会社の株式を買い付けるといった方法を提案されます。 この方法を使えば、ほぼ確実に株式を買収し、会社を引き継...
- 親族内承継
なぜなら、経営のノウハウを伝授したり、取引先との関係を引き継いだり、株式譲渡などの手続きを踏まなければならないからです。また、そもそも継ぐ意思があるのかどうかを確認し、相手の同意を得る必要もありますから、10年程度の時間がかかってしまうのです。 親族内承継は、かつての日本でよく行われていた事業承継の方法となるため...
- 親族外承継
しかし、会社の株式を取得するためには多額の費用が必要となるため、従業員にとっては大きなリスクとなります。そのため、従業員への承継はあまり行われないのが実情です。 一方、第三者への売却が行われるケースは年々増加しています。その背景には、M&Aを専門とする企業数の増加が関係しています。第三者に会社を売却することができ...
- 種類株式・金庫株
事業承継において譲渡されるものは、会社本体というよりも株式と言った方が正確です。しかし、株式の譲渡については様々な法律によって制限が設けられているため、一つ間違えると事業承継そのものが破綻してしまう恐れがあります。 例えば、他の相続人がいるのにも関わらず、会社の株式すべてを後継者に遺贈するといった遺言書を作成して...
- 社団・財団
事業承継において最も問題となるのが、株式が分散するという問題です。経営者本人や後継者に株式が集中すれば問題はないのですが、相続人の遺留分を考慮すると、なかなか全ての株式を集中させることは困難です。 また、共同創業者がいた場合には、関係性はなくなった後でも株主としての権利は行使できる状態にあるため、株主総会を開催し...
- 信託
もし遺留分が認められると、株式が分散し、経営権の掌握が困難になる恐れがあります。信託契約も完璧な方法ではないということを前提に、事業承継の準備を進めることをおすすめします。 井関孝之税理士事務所は大阪府豊中市・箕面市・吹田市を中心に、兵庫県川西市などにおいて皆様からのご相談を承っております。事業承継でお悩みの際は...
- 会社設立の流れ
株式会社の設立には、発起設立(会社法25条1項1号)と募集設立(同条項2号)の2種類があります。発起設立とは、発起人が設立時発行株式の全部を引き受ける設立方法です。これに対し、募集設立とは、発起人が設立時発行株式の一部を引き受け、残部については、これを引き受ける者を募集する設立方法です。 以下では発起設立の場合の...
- 会社設立のメリットデメリット
一方、法人の場合、合同会社や株式会社といった形式の会社を設立していれば、法人の債務は法人の資産からのみ支払うことになるので、個人資産が差押えを受けることはありません。 デメリット①コストの増大起業の際、個人事業主の場合には、役所(税務署等)に開業届を提出するだけでこと足りますが、法人の場合、定款作成と登記が必要に...
- 定款とは
・株主総会の決議要件の加重(309条)といったものが挙げられます。 ③任意的記載事項とは、定款に記載しなくても効力が認められる事項のことです(29条参照)。もっとも、任意的記載事項として定款に記載した場合には、それ以降かかる事項の変更には株主総会の特別決議が必要になる(466条、309条2項11号)といった意味で...
- 会社設立を税理士に依頼するメリット
・資本金の金額で毎年の税金が変わる・課税売上額が一定額を超えると消費税の免除や簡易課税制度を利用できなくなる・役員報酬の変更には税制上の上限がある・設立時に助成金の申請をすることができ、それには期限がある・創業融資を受けるといったことが挙げられます。税理士に会社設立を依頼することによって、このような恩恵を受けるこ...
- 税務申告の種類
まず、税務申告とは、会社が法人として負担すべき税金額を申告する業務のことを言います。 その種類としては、①法人税②消費税③都道府県税及び事業税④市町村税⑤源泉徴収税⑥固定資産税の6つです。 ①法人税とは、法人の所得に対して課される税金のことを言います。②消費税とは、原則的には、会社のする一切の取引に対して課される...
- 決算法人税申告の流れ
そして、その決算書類をもとに税金を申告して納付すれば法人税の申告・納付は終わりです。 なお、決算書類として必要なものとしては、・総勘定元帳…・領収書の綴り…・決算報告書…・法人税申告書…・法人事情概況説明書…といったものが挙げられます。 井関孝之税理士事務所では、法人支援に関する税務・業務を取り扱っております。